どもりの克服について


どもりが悪化していく過程の一説として、
どもりを意識することでこれがクセとなってしまい、

条件反射のように身に付いてしまう、というのが挙げられています。


これが例えば、周りがどもりを指摘したりしない環境にあった場合、
当然本人が意識する機会も少なくなりますから、

それによって症状が悪化する可能性は低いと言われています。


しかし、成長して学校に通うようになれば、皆の前で発言したり音読したりすることになりますから、
否応なしにどもりが普通の事ではないことに気づくこととなります。

こうして本人がどもりを自覚すると、それに対する心理的な圧力、つまりプレッシャーも強くなってしまいます。
本人がどもらないように意識することが、かえって緊張感を増幅し、結果としてどもりやすくなってしまうのです。

こうした状況が幾度となく繰り返される間に、緊張のせいで軽症であったはずのどもりが悪化していき、
そのどもりの発声が脳に条件反射という形で記憶されてしまうことになります。

⇒また、こちらのページで、どもりの克服法を紹介しています。


こうした心理的ストレスを心理療法で和らげてやれば、
不安や緊張に起因するどもりの症状の軽減に効果的であると言われています。


また、どもりを厳しく叱られた、中傷された事などがどもりを自覚させた切っ掛けであった場合、
それらの出来事がトラウマとして残ってしまっているケースも考えられます。

心理療法は、こうしたトラウマの解消に大きな効果があります。


以前、どもりの二次症状に関する説明の中でも触れましたが、
どもりが本人にもたらす精神的ストレスは非常に大きいものです。

また、現在の治療法では即効性は無く、継続して治療を受けること自体、精神力が必要となってきます。

そうした面から考えれば、心理療法はどもりの症状に起因する精神的ストレスを和らげたり、
症状の改善に対する意欲を向上させるサポートも可能ですから、

他の治療法などと合わせて受けることも前向きに検討されると良いと思います。

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